普通の日記・雑談一般。
日々思うコトや、連絡取りづらい人への私信。
たまに80年代アイドルの話なども…
尚タイトルにつきましては、某「ココナッツボーズ、略してC-C-B」の曲とは関係ございません(笑)
|
by 倉田まり子
いや暑いですな。
今日のオレはテレビっ子でしたよ。
朝の特選時代劇アワーの剣客商売にKAN☆DO!!
今日の放送は「狂乱」というお話。
ものスゴイ好きな話でビデオ持っているにもかかわらず、また見ちゃったよ。
<あらすじ>
秋山小兵衛(藤田まこと)は田沼意次(平幹二朗)の頼みで、旗本の家人・石山甚市を牛堀九万之助(竜雷太)の道場に入門させた。だが石山は強さのみを追い求める狼のような男で、牛堀の命を狙う。それを小兵衛に止められた石山は、正しい剣の道を諭され小兵衛の弟子になることを決意するが…。
いや何遍見ても良いものは良い。
細かい話の筋は省くけども、
最後の場面での小兵衛の愛情の深さに心を打たれまくりんぐ。
すべてを失い、通り魔的な意味の無い殺戮を繰り返したあげく
最終的に人質をとって長屋に立て篭もった石山。
誰もが手を出せず遠巻きに見ているしかない状況の中にあらわれた小兵衛は、
「石山は、それがしが弟子にござる」
と言って三冬どの(大路恵美)を見届け人として長屋に向かう。
(補足:三冬どのは田沼意次の娘)
まずここで感動する。
極めて短い日数、しかも実際に剣の指導など施していないにもかかわらず、
石山を弟子と言い切る小兵衛が素晴らしい。
そして外からの呼びかけに応え姿をみせた石山。
「約束の通り稽古をつけに参った」と言う小兵衛に対して
「ありがとうございます秋山先生」と答えた石山。
己がすでに引き返せない所まで追い込まれていることを、
石山は充分承知しており、
そして小兵衛が事の後始末(自分を殺しに来た)ということも理解していたはずである。
この時点でどんな結末になるか、両者とも寸分違わず正確に予測出来ていたはずなのだ。
その上で、互いに静かに一礼し相対する小兵衛と石山。
最後、息絶えた石山の顔の血を跪いて拭ってやる小兵衛の姿が非常に良い。
これ本放送の時は確か渡部篤郎が忙しくなってきてた時期で、
止む無く大二郎どの抜きで数本作られた内の一本です。
当時は「剣客商売は親子の剣客の話なのに、大二郎どの抜きでやってどうすんだ」と
かなり憤慨したのですが、
実際見てみるとすべて非常にクオリティ高く作られてたので嬉しくなった、
という記憶があります。
「狂乱」については原作も読んでいるのですが、TV版の方が良いような気がしますね。
石山役の俳優さんの追い詰められた演技が良かったし、
なにより殺陣は活字よりもやはり実写が勝っておりますよ。
石山の最後の一太刀が必要だったかどうかはわかりませんが(殺陣的には非常にカッチョ良かったけど)、まあ彼の「もっと生きたかった。やり直したかった」という意思に読み取れないことも無いのでアリでしょう!
あと、上にも書いたように、
説明的なセリフとか全く無いのに登場人物の心理がヒシヒシと伝わってくる演出が非常にナイスすぎて、原作はちょと淡白に思えてしまいます(もちろん異論ある方もいらしゃるでしょうが、まあ好き好きという事で)
おっと、熱く語りすぎたぜ!
まあ剣客商売オモロイんでオススメです。
原作の良さ+丁寧な作りで、
少なくとも今やってるどのドラマよりオススメですぞ!
dwdw
いや暑いですな。
今日のオレはテレビっ子でしたよ。
朝の特選時代劇アワーの剣客商売にKAN☆DO!!
今日の放送は「狂乱」というお話。
ものスゴイ好きな話でビデオ持っているにもかかわらず、また見ちゃったよ。
<あらすじ>
秋山小兵衛(藤田まこと)は田沼意次(平幹二朗)の頼みで、旗本の家人・石山甚市を牛堀九万之助(竜雷太)の道場に入門させた。だが石山は強さのみを追い求める狼のような男で、牛堀の命を狙う。それを小兵衛に止められた石山は、正しい剣の道を諭され小兵衛の弟子になることを決意するが…。
いや何遍見ても良いものは良い。
細かい話の筋は省くけども、
最後の場面での小兵衛の愛情の深さに心を打たれまくりんぐ。
すべてを失い、通り魔的な意味の無い殺戮を繰り返したあげく
最終的に人質をとって長屋に立て篭もった石山。
誰もが手を出せず遠巻きに見ているしかない状況の中にあらわれた小兵衛は、
「石山は、それがしが弟子にござる」
と言って三冬どの(大路恵美)を見届け人として長屋に向かう。
(補足:三冬どのは田沼意次の娘)
まずここで感動する。
極めて短い日数、しかも実際に剣の指導など施していないにもかかわらず、
石山を弟子と言い切る小兵衛が素晴らしい。
そして外からの呼びかけに応え姿をみせた石山。
「約束の通り稽古をつけに参った」と言う小兵衛に対して
「ありがとうございます秋山先生」と答えた石山。
己がすでに引き返せない所まで追い込まれていることを、
石山は充分承知しており、
そして小兵衛が事の後始末(自分を殺しに来た)ということも理解していたはずである。
この時点でどんな結末になるか、両者とも寸分違わず正確に予測出来ていたはずなのだ。
その上で、互いに静かに一礼し相対する小兵衛と石山。
最後、息絶えた石山の顔の血を跪いて拭ってやる小兵衛の姿が非常に良い。
これ本放送の時は確か渡部篤郎が忙しくなってきてた時期で、
止む無く大二郎どの抜きで数本作られた内の一本です。
当時は「剣客商売は親子の剣客の話なのに、大二郎どの抜きでやってどうすんだ」と
かなり憤慨したのですが、
実際見てみるとすべて非常にクオリティ高く作られてたので嬉しくなった、
という記憶があります。
「狂乱」については原作も読んでいるのですが、TV版の方が良いような気がしますね。
石山役の俳優さんの追い詰められた演技が良かったし、
なにより殺陣は活字よりもやはり実写が勝っておりますよ。
石山の最後の一太刀が必要だったかどうかはわかりませんが(殺陣的には非常にカッチョ良かったけど)、まあ彼の「もっと生きたかった。やり直したかった」という意思に読み取れないことも無いのでアリでしょう!
あと、上にも書いたように、
説明的なセリフとか全く無いのに登場人物の心理がヒシヒシと伝わってくる演出が非常にナイスすぎて、原作はちょと淡白に思えてしまいます(もちろん異論ある方もいらしゃるでしょうが、まあ好き好きという事で)
おっと、熱く語りすぎたぜ!
まあ剣客商売オモロイんでオススメです。
原作の良さ+丁寧な作りで、
少なくとも今やってるどのドラマよりオススメですぞ!
dwdw
PR
2006/08/17(Thu)00:27:26
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
科学剣・稲妻重力落とし
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
一度空中に浮かび上がり、
そこから一気に落下して、
勢いで敵をブッた斬ります。
オプションで稲妻が付いてきます。
そこから一気に落下して、
勢いで敵をブッた斬ります。
オプションで稲妻が付いてきます。
カレンダー
最新トラックバック
ブログ内検索
フリーエリア